開催概要
日時:
- 2005年10月7日(金)~ 9日(日)
会場:
-
ザ・フェニックスホール
JR東西線「北新地駅」より徒歩5分
JR「大阪駅」より徒歩10分
京阪・御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩8分
開催部門:
- マンドリン独奏部門
スケジュール:
- 2005年5月30日(月):予選審査締切
- 2005年6月5日(日)~6月20日(月):審査期間
- 2005年7月1日(水):予選審査結果発表(当HPにて公開、その後郵送にて案内)
- 2005年10月8日(土):セミファイナル
- 2005年10月9日(日):本選
参加料:
-
10,000円
※ 参加料については予選審査エントリー受付後、参加受付確認書と共に別途請求する。
※ 指定の期日までに参加料が支払われない場合、参加の承認を取消す。
※ 振込手数料は参加者で負担、参加料はいかなる理由があっても返還しない。
審査員:
- 久保田 孝(日本:指揮者・作曲家)[審査委員長]
- アレクサンドル・ツィガンコフ(ロシア:ドムラ演奏家・ロシア人民芸術家)
- シュテフェン・トレッケル(ドイツ:マンドリン演奏家)
- リカルド・サンドヴァル(ベネズエラ:マンドリン演奏家・作曲家)
- 西垣 正信(日本:ギタリスト・作曲家)
- 小林 由直(日本:作曲家)
- 佐野 健二(日本:リュート演奏家)
- 長谷川 武久(日本:音楽評論家)
<マンドリン独奏部門 概要>
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応募資格:
- 1970年1月1日以降に出生した者。プロアマを問わない。
-
賞金:
-
賞金
第1位:20万円及び副賞 野口實氏の手工マンドリン
第2位:15万円及び副賞
第3位:10万円及び副賞 -
入賞者記念ガラコンサート
主催者は、各部門の第1位から第3位までの入賞者が出演する入賞者記念ガラコンサートを東京・大阪で実施する。
第1位から第3位までの入賞者は、本コンサートの出演に同意しなければならない。また、本コンサートで演奏する曲目は、コンクールのセミファイナル又はファイナルにおいて出場者と運営委員会と討議の上行う。
本コンサートにおける入賞者に対する出演料は、1回あたり日本円で10万円とし、当該演奏会の出演のために必要な宿泊費は、主催者が負担する。 -
予選:
- 下記課題曲のいずれか1曲によるテープによる審査
- カラーチェ/前奏曲第3番
- カラーチェ/前奏曲第5番
- カラーチェ/前奏曲第10番
- 予選通過人数約12名
-
セミファイナル(10月8日開催):
- 下記課題曲及び自由曲からなる20分以内のプログラム
- 小林由直/序奏とアレグロ(委嘱作品)
- ※「序奏とアレグロ」は2005年2月1日より頒布開始(Trekel社より出版)≪1冊2,000円・送料別≫
- ※ 入退場および調弦を含むものとする。
- セミファイナル通過人数約5名
-
本選(10月9日開催):
- 自由な演奏曲に基づく30分以内のプログラム
- ※ 入退場および調弦を含むものとする。
-
附則:
- 演奏は申込み日の6ヶ月以内に録音されたもので、編集・加工などのないものとする。
- 提出用フォーマットはMD、CD-R、カセットテープ、DATのうちいずれか。
- テープ審査は演奏者の氏名を公開しない形式で審査員によって討議される。
- 自由曲での伴奏の有無・内容は問わない。(セミファイナルおよび本選)
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審査方法:
-
審査方法は25点満点とし、課題曲および自由曲をそれぞれ集計する(計50点満点)
ただし本選は自由曲のみで50点満点とする。
予選:25点満点(課題曲1曲のみ)
セミファイナル:50点満点(25点課題曲 25点自由曲)
ファイナル:50点満点(50点自由曲) - 審査は、審査規定に基づき8名の審査委員で構成する審査委員会が行う。
- 最終的な審査結果は得点集計の上、審査員による合議によって決定される。
- 順位相当の点数を設け、およその相当点を第1位45点以上とする。その際得点が僅差である場合同着もありうる。
- 8名の審査員のうち最上位と最下位の点数を省いた6名の平均点で決定する。
- 各出場者に対する評価は一般に公開される。
- 審査委員は、出場者のうち過去2年以内に自己に師事したことのある者について、審査することができない。
- 審査委員と出場者は、予選からファイナル終了まで接触してはならない。ただし出場者が通過できなかった審査段階以降については、この限りではない。
- 審査委員会の決定については、いかなる異議ないし不服申し立ても許されない。
その他:
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査証取得
日本への入国査証が必要な場合は、出場希望者本人が本人の責任で査証を取得すること。ただし、査証取得のため招へい状等を必要とする場合は、コンクール事務局に申請すること。コンクール事務局に招へい状等を申請する場合には、以下の諸データを併せて連絡すること。
氏名(姓、名、母国語での氏名表記)
性別、生年月日、国籍、職業、現住所、電話番号
渡航費(航空券代,国内滞在費,食費,宿泊代)
費用支弁者(氏名,性別,職業,関係,住所,連絡先) -
保険
コンクール出場者は、本国または居住国を離れ帰国するまでの期間について、自身の健康、傷害に関する保険及び楽器、手荷物、その他の所持物品に関する事故、火災、盗難、破損に関する保険は、必要と思われる場合は、本人自身が加入すること。 -
隣接著作権
本コンクールで行われるすべての演奏及び開会式、表彰式、コンクール終了後に行う関連演奏会に関し、出場者が有する放送権、上演権、録音権、録画権、出版権、肖像権等の諸権利は、主催者に帰属する。 -
賞金
授与される金銭について、日本の法律により税が課せられる場合において源泉徴収をする必要があるときは、これを控除した上で交付する。 -
その他
コンクール出場者は、コンクールにかかるもののほか、コンクール期間中いかなる演奏活動も行ってはならない。ただし、出場者が通過できなかった審査段階以降については、この限りではない。
出場申込方法
応募を締め切りました。
出場希望者は、所定の出場申込書に記入の上、次に掲げる書類等を添付してコンクール事務局宛に書留郵便にて送付すること。
申込締切:
- 2005年5月30日(月)必着
問合せ・申込み先:
-
〒612-0869
京都市伏見区深草直違橋北1-478 ARTE MANDOLINISTICA内 コンクール事務局
TEL&FAX 075-646-3655
送付物:
-
出場申込書
(PDFファイル 約36KB)
※ 出場申込書はHP上よりダウンロード可能・郵送により取り寄せも可 -
予選審査の課題を録音したもの
※ 提出用フォーマットはMD、CD-R、カセットテープ、DATのうちいずれか。
※ 演奏は申込み日の6ヶ月以内に録音されたもので、編集・加工などのないものとする。 -
申込日から6か月以内に撮影したカラー写真2枚
(7×10cm以上、上半身正面、光沢のあるもの)
・提出書類に記入漏れなど著しい不備がある場合には、申込みを受付けない場合がある。
・提出書類及び録音テープ等は返却しない。
・書類等の郵送中の紛失については、事務局はその責任を負わない。
マンドリン独奏部門
タドコロ・アイサ
(1978- ロシア)
(1978- ロシア)
[セミファイナル]
- Tamarin/Concerto for Domra and orchestra-II&IIImov.
- Leonardi/Angeli and Demoni
- Anon/Two Kalmyk songs(“Green Tara” “Tokkata”)
- Calace/Concerto No.2-Imov. “Maestoso”
[本選]
ナターリァ・コールサク
(1983- ベラルーシ)
(1983- ベラルーシ)
[セミファイナル]
- Nakano/Theme and Variation op.19
- Kuwahara/Perpetual movement
[本選]
- Paganini/Introduction, Theme and Variation
- Scarlatti/Presto
- Tober-Vogt/Karneval von Venedig
- Korolchuk/Pro et Contra in D
Sviatlana Plankina
(1979- ベラルーシ)
(1979- ベラルーシ)
[セミファイナル]
- Ernst/Variations on “The Last Rose of Summer〟
[本選]
- Bach/Sonata for Violin No.1 g-moll BWV1001
- Calace/Gran Preludio
- Kuwahara/Perpetual movement
井口 優
(1981- 日本)
(1981- 日本)
[セミファイナル]
- Calace/Concerto No.2-Imov. “Maestoso”
[本選]
- Ranieri/Concerto in Re maggiore-II&IIImov.
- Sarasate/Introduction and Tarantella
石橋 敬三
(1983- 日本)
(1983- 日本)
[セミファイナル]
- Shostakovich/Violin Concerto No.1-Cadenza, Burlesque
[本選]
- Paganini/Caprice No.24
- Fujii/Sonata for Mandolin and Guitar
和泉 亨
(1988- 日本)
(1988- 日本)
[セミファイナル]
- Ranieri/Concerto in Re maggiore-IIImov.
[本選]
- Ifukube/Violin Sonata
大島 貴匡
(1983- 日本)
(1983- 日本)
[セミファイナル]
- Riggieri/“La Fustemberg Variationen”-I, II, V, VII, VIII, X
- Piazzolla/Histoire du Tango―Bordel 1900(arr.Dmitriy Varelas)
[本選]
- Calace/Concerto No.1-IIImov. “Rondo”
- Budaschkin/Concerto for Domra and orchestra―Imov.(arr.Tamara Volskaya)
- Sarasate/Zigeunerweisen
大西 功造
(1976- 日本)
(1976- 日本)
[セミファイナル]
- Beethoven/Sonatine in C-dur
- Sarasate/ Zigeunerweisen
[本選]
- Marucelli/Valtzer Fantastico
- Ranieri/Concerto in Re maggiore-IIImov.
- Calace/Elegia
戸川 寛太
(1980- 日本)
(1980- 日本)
[セミファイナル]
- Saint-Saens/Introduction and Rondo Capriccioso
[本選]
- Ranieri/Concerto in Re maggiore
堀 雅貴
(1985- 日本)
(1985- 日本)
[セミファイナル]
- Sarasate/Zigeunerweisen
[本選]
- Budaschkin/Concerto for Domra and orchestra-Imov.(arr.Masataka Hori)
- Albeniz/Asturias(arr.Takashi Kubota)
- Calace/Concerto No.1-Imov. “Marchiale”
丸本 大悟
(1979- 日本)
(1979- 日本)
[セミファイナル]
- Calace/Concerto No.2-Imov. “Maestoso”
[本選]
- Calace/Concerto No.1
望月 豪
(1979- 日本)
(1979- 日本)
[セミファイナル]
- Calace/Concerto No.1-Imov. “Marchiale”
- Kobayashi/Cantabile
[本選]
- Bach/“Chaconne” from Violin Partita no.2 BWV.1004
- Kuwahara/Perpetual movement
- Nakano/Variation from “Haru ga kita”
タイムスケジュール
日時: | 2005年10月7日(金)~ 9日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会場: |
ザ・フェニックスホール JR東西線「北新地駅」より徒歩5分 JR「大阪駅」より徒歩10分 京阪・御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩8分 |
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料金: |
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※各チケットでご鑑賞頂けるプログラムについては本ページ下部の「各種チケットについて」を御覧ください。
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後援: | 大阪府、大阪市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
助成: | 財団法人 ローム ミュージック ファンデーション | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
協賛: | (株)ハウス食品、(株)フレット楽器オザキ、(株)イケガク、(有)リウテリア野口、(有)絃楽器のイグチ、(有)中川弦楽器、ムジークゾリステン、米丸マンドリン工房 |
10月7日(金)
19:00 | コンクール開会式 |
19:15 |
コンサートI 佐野 健二(バロックリュート)
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20:00 | セミファイナル演奏者(12名)の紹介と演奏順の抽選 |
20:30 |
コンサートII 宮崎 勝之(フラットマンドリン)/吉崎 ひろし(ギター&バンジョー)
|
21:15 | 終演 |
10月8日(土)
10:00 |
セミファイナル 【課題曲】小林由直/序奏とアレグロ+【自由曲】 演奏は1人20分以内 |
19:00 |
コンサートIII リカルド・サンドヴァル(マンドリン&バンドーラ)
|
19:45 | セミファイナル審査結果発表(通過5名)とファイナル演奏順の抽選 |
20:15 |
コンサートIV 粂井 謙三(マンドリン)/杉浦 知美(ギター)
|
21:00 | 終演 |
10月9日(日)
13:00 |
ファイナル 自由な演奏曲に基づく30分以内のプログラム |
18:00 |
ファイナル審査結果発表
|
18:30 |
コンサートV 西垣 正信(ギター)
|
19:15 |
コンサートVI 入賞者による演奏
|
19:15 |
コンサートVII ARSNOVA Mandolin Ensemble
|
各種チケットについて
各種チケットにおいてそれぞれ以下のプログラムをご鑑賞頂けます。
【フリーパス】(一般:10,000円 学生:5,000円)
- 全てのコンクール演奏・コンサートに有効
【1日券】(一般:5,000円 学生:2,500円)
- 10月8日・9日のいずれか1日中を通して有効
【コンサート1日券】(一般:4,000円 学生:2,000円)
- 3日間すべてのコンサートのみ有効
【コンクール券1日券】(一般:2,000円 学生:1,000円)
- セミファイナルおよびファイナルのみ有効
本選結果発表
本選の結果、3名の奏者が入賞されました。

※ 写真左よりナターリァ・コールサク、石橋敬三、堀雅貴の各氏
【第一位】
ナターリァ・コールサク(ベラルーシ)
ナターリァ・コールサク(ベラルーシ)
【第二位】
石橋 敬三(日本)
【第三位】
堀 雅貴(日本)
優勝者には賞状とクリスタルトロフィーの他、副賞として賞金および野口實氏製作のマンドリンが授与されました。
セミファイナル結果発表
セミファイナル合格者は以下の通り6名です。
- 第1位 ナターリァ・コールサク(ベラルーシ)
- 第2位 石橋 敬三(日本)
- 第3位 堀 雅貴(日本)
- 第4位 望月 豪(日本)
- 第5位 大西 功造(日本)
- 第6位 井口 優(日本)
予選審査結果発表
予選審査の結果、下記の通り12名がセミファイナル進出となりました。
- 第1位 大西 功造(日本)
- 第2位 ナターリァ・コールサク(ベラルーシ)
- 第3位 石橋 敬三(日本)
- 第4位 井口 優(日本)
- 第5位 和泉 亨(日本)
- 第6位 大島 貴匡(日本)
- 第7位 丸本 大悟(日本)
- 第8位 戸川 寛太(日本)
- 第9位 望月 豪(日本)
- 第10位 アイサ・タドコロ(ロシア)
- 第11位 スベトラーナ・プレキーナ(ベラルーシ)
- 第12位 堀 雅貴(日本)
結果概要
【マンドリン独奏部門】
第1位
ナターリァ・コールサク
(ベラルーシ)

[セミファイナル]
- Nakano/Theme and Variation op.19
- Kuwahara/Perpetual movement
[本選]
- Paganini/Introduction, Theme and Variation
- Scarlatti/Presto
- Tober-Vogt/Karneval von Venedig
- Korolchuk/Pro et Contra in D
第2位
石橋 敬三
(日本)

[セミファイナル]
- Shostakovich/Violin Concerto No.1-Cadenza, Burlesque
[本選]
- Paganini/Caprice No.24
- Fujii/Sonata for Mandolin and Guitar
第3位
堀 雅貴
(日本)

[セミファイナル]
- Sarasate/Zigeunerweisen
[本選]
- Budaschkin/Concerto for Domra and orchestra-Imov.(arr.Masataka Hori)
- Albeniz/Asturias(arr.Takashi Kubota)
- Calace/Concerto No.1-Imov. “Marchiale”