開催概要
日時:
- 2007年10月6日(土)~ 7日(日)
会場:
-
ザ・フェニックスホール
JR東西線「北新地駅」より徒歩5分
JR「大阪駅」より徒歩10分
京阪・御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩8分
開催部門:
- マンドリン独奏部門
スケジュール:
- 2007年6月11日(月):予選審査(テープ審査)締切
- 2007年7月1日(日):予選審査結果発表
- 2007年10月6日(土):セミファイナル
- 2007年10月7日(日):ファイナル
参加料:
-
10,000円
なお、参加料については予選審査エントリー受付後、参加受付確認書と共に別途請求する。
指定の期日までに参加料が支払われない場合、参加の承認を取消す。
振込手数料は参加者で負担、参加料はいかなる理由があっても返還しない。
審査員:
- アンドレイ・ゴルバチョフ(ロシア:バラライカ演奏家)
- ニコライ・マレツキー(ベラルーシ:マンドリン演奏家)
- カテリーナ・リヒテンベルグ(ドイツ:マンドリン演奏家)
- タマラ・ヴォリスカヤ(アメリカ:ドムラ演奏家)
- アンリ・ドリニー(フランス:ギタリスト・国立ニース音楽院教授)
- 久保田 孝(日本:指揮者・作曲家)
- 西垣 正信(日本:ギタリスト・作曲家)
- 仙崎 和男(日本:ファゴット演奏家・元京都市交響楽団首席奏者)
参加資格:
- 1975年1月1日以降に出生した者。
課題:
- 予備審査(テープ)
- 以下の2曲のうちいずれかを選択し、録音(MD・DATなど)にて提出
- A:中野二郎/祈り
- B:ラニエリ/ハイドンの主題による変奏曲
- (いずれも版指定なし)
-
セミファイナル
※課題曲 -
桑原康雄/無言の扉
(Vogt&Fritz) -
課題曲を含む20分以内のプログラム(演奏の入退場含む)
伴奏の有無を問わない。 - ファイナル
- 自由な選曲による30分以内のプログラム(演奏の入退場含む)
賞金および副賞:
-
賞金
第1位:20万円および、副賞米丸健二氏制作の手工マンドリン
第2位:10万円および副賞
第3位:5万円および副賞 - ※入賞者記念ガラコンサート
-
主催者は、各部門の第1位から第3位までの入賞者が出演する入賞者記念ガラコンサートを翌年に実施する。
第1位から第3位までの入賞者は、本コンサートの出演に同意しなければならない。また、本コンサートで演奏する曲目は、出場者と運営委員会と討議の上行う。入賞者コンサートは翌年の同フェスティバル内および東京の計2ヶ所で開催する。
本コンサートにおける入賞者に対する出演料は、日本円で10万円とし、当該演奏会の出演のために必要な交通費および宿泊費は、主催者が負担する。ただし伴奏者に関する経費は出演者が負担するものとする。
- 入賞者に関してはその滞在費用および交通費の一部を主催者が負担するものとする。
- また、海外参加者が予選通過し来日する場合、その宿泊場所に関しては主催者が手配および斡旋する。
予備審査について:
-
演奏は申込み日の6ヶ月以内に録音されたもので、編集・加工などのないものとする。
(特に録音環境が著しく劣悪な場合再提出を求める場合もある) - 提出用フォーマットはMD、CD-R、カセットテープ、DATのうちいずれかとする。
- テープ審査は演奏者の氏名を公開しない形式で審査員によって討議される。
- 録音用のマイクと演奏者の距離が著しく離れているとみなされる場合、録音の再提出を求める場合があります。
審査方法:
- セミファイナルは25点満点とし、課題曲および自由曲をそれぞれ集計する(計50点満点)
- ファイナルは自由曲のみで50点満点とする。
- 予備審査:ABCによる3段階評価
- A:通過
- B:どちらとも言えない
- C:通過させるべきでない
- セミファイナル:50点満点(25点課題曲 25点自由曲)
- ファイナル:50点満点(50点自由曲)
- 審査は、審査規定に基づき8名の審査委員で構成する審査委員会が行う。
- 最終的な審査結果は得点集計の上、審査員による合議によって決定される。
- セミファイナルおよびファイナルでの審査は、最上位と最下位の点数を省いた平均点で決定する。
- 審査委員は、出場者のうち過去5年以内に自己に師事したことのある者について、審査することができない。
- 審査委員と出場者は、予備審査からファイナル終了まで接触してはならない。ただし出場者が通過できなかった審査段階以降については、この限りではない。
- 審査委員会の決定については、いかなる異議ないし不服申し立ても許されない。
査証取得:
-
日本への入国査証が必要な場合は、出場希望者本人が本人の責任で査証を取得すること。ただし、査証取得のため招へい状等を必要とする場合は、コンクール事務局に申請すること。コンクール事務局に招へい状等を申請する場合には、以下の諸データを併せて連絡すること。
氏名(姓、名、母国語での氏名表記)
性別、生年月日、国籍、職業、現住所、電話番号
渡航費(航空券代,国内滞在費,食費,宿泊代)
費用支弁者(氏名,性別,職業,関係,住所,連絡先)
保険:
- コンクール出場者は、本国または居住国を離れ帰国するまでの期間について、自身の健康、傷害に関する保険及び楽器、手荷物、その他の所持物品に関する事故、火災、盗難、破損に関する保険は、必要と思われる場合は、本人自身が加入すること。
隣接著作権:
- 本コンクールで行われるすべての演奏及び開会式、表彰式、コンクール終了後に行う関連演奏会に関し、出場者が有する放送権、上演権、録音権、録画権、出版権、肖像権等の諸権利は、主催者に帰属する。
賞金:
- 授与される金銭について、日本の法律により税が課せられる場合において源泉徴収をする必要があるときは、これを控除した上で交付する。
その他:
- コンクール出場者は、コンクールにかかるもののほか、コンクール期間中いかなる演奏活動も行ってはならない。ただし、出場者が通過できなかった審査段階以降については、この限りではない。
出場申込方法
応募を締め切りました。
出場希望者は、所定の出場申込書に記入の上、次に掲げる書類等を添付してコンクール事務局宛に書留郵便にて送付すること。
申込締切:
- 2007年6月11日(月)必着
問合せ・申込み先:
-
〒612-0869
京都市伏見区深草直違橋北1-478 井上方
特定非営利活動法人 ARTE MANDOLINISTICA コンクール事務局
TEL&FAX 075-646-3655
送付物:
-
出場申込書
-
予選審査の課題を録音したもの
※ 提出用フォーマットはMD、CD-R、カセットテープ、DATのうちいずれかとする。
※ 演奏は申込み日の6ヶ月以内に録音されたもので、編集・加工などのないものとする。
(特に録音環境が著しく劣悪な場合再提出を求める場合もある)
※ 録音用のマイクと演奏者の距離が著しく離れているとみなされる場合、録音の再提出を求める場合があります。 - カラー写真2枚
マンドリン独奏部門
イリヤ・ドラグノフ
(1985- ベラルーシ)
(1985- ベラルーシ)
Entry Canceled
和泉 亨
(1988- 日本)
(1988- 日本)
[セミファイナル]
- Sarasate/Zigeunerwaisen op.20
[ファイナル]
- Ranieri Concerto in Re Maggiore
Piano:Tomoko Sadayasu
クリスティアン・ライアー
(1982- ドイツ)
(1982- ドイツ)
[セミファイナル]
- Calace/Gran Preludio
[ファイナル]
- Bach/Ciaccona from Partita No.2 BWV1004
- Harrington/Erg for mandolin and guitar
- Piazzolla/Historie du Tango -Bordel 1900
Guitar:Kumst Katoline
牧野 貴臣
(1979- 日本)
(1979- 日本)
[セミファイナル]
- Calace/Concerto No.1 – 1 mov
[ファイナル]
- Bach/Fuga from violin sonata no.1
- Ranieri/Concerto in Re Maggiore -3 mov.
Piano:Ayako Kawahara
サビーヌ・マルセ・ヴァレ
(1982- フランス)
(1982- フランス)
[セミファイナル]
- Calace/Prelude No.1
[ファイナル]
- Leone/Sonata No.6
- Munier/Capriccio Spagnuolo
- Kuwahara/Improvised Poem
Guitar:Ako Ito
望月 豪
(1980- 日本)
(1980- 日本)
[セミファイナル]
- Kuwahara/Perpetual Movement
[ファイナル]
- Calace/Concerto No.1 – 1 mov
- Grafschmidt/Aproximacao
- Ravel/Tzigane
Piano:Hiroaki Takaha
鈴木 芙美
(1986- 日本)
(1986- 日本)
[セミファイナル]
- N.Calace/Andante e Polonese
[ファイナル]
- Ifukube/Violin Sonata
Piano:Tomoko Sadayasu
冨岡 真吾
(1983- 日本)
(1983- 日本)
[セミファイナル]
- Vitali/Ciaccona
[ファイナル]
- Calace/Concerto No.2
Piano:Yoriko Aoki
友成 貴司
(1980- 日本)
(1980- 日本)
[セミファイナル]
- Calace/Prelude No.10
[ファイナル]
- Calace/Piccola Gavotto
- Pettine/My old Kentucky home
- Milanesi/Studio Scherzo
- Nakata,Orii/”Sousyun-hu”Fantasia
Taro Tsukamoto
(1983- 日本)
(1983- 日本)
[セミファイナル]
- Calace/Concerto No.1 – 3mov
[ファイナル]
- Nakano/Fantasy No.2
- Popper/Hungarian Rhapsody op.68
- Calace/Rapsodia Napoletana
Piano:Tomoko Sadayasu
植野 絢子
(1987- 日本)
(1987- 日本)
[セミファイナル]
- Munier/1a Aria Variata
[ファイナル]
- Marucelli/Capriccio Zingaresco
- Calace/Rondo
- Munoz/”Estampes” -Tendresse matinale, Daisen-in
Piano:Michiko Kato
アンネ・ヴォルフ
(1987- ドイツ)
(1987- ドイツ)
[セミファイナル]
- Denis/Capriccio No.1
- Calace/Prelude No.2
[ファイナル]
- Abel/Allegro(from Suite d-moll)
- Nakano/Fantasia No.2
- Hesse/”Sechs Prelude” No.4,5,6
- Kuwahara/Improvised Poem
タイムスケジュール
日時: | 2007年10月6日(土)~ 7日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||
会場: |
ザ・フェニックスホール JR東西線「北新地駅」より徒歩5分 JR「大阪駅」より徒歩10分 京阪・御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩8分 |
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料金: |
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※各チケットでご鑑賞頂けるプログラムについては本ページ下部の「各種チケットについて」を御覧ください。
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後援: | 文化庁、大阪府、大阪市 | ||||||||||||||||||||||||||||
助成: | 財団法人 ローム ミュージック ファンデーション |
10月6日(土)
12:30 | 開場 |
19:00 |
コンクール部門(セミファイナル)開演
審査員紹介・抽選
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18:30 | 開場 |
19:15 |
コンサートI「ドイツからの響き」開演
【シュテフェン・トレッケル(マンドリン)】
シュテフェン・トレッケルは現代を代表するマンドリニストの一人で、1968年、ドイツのエッセンに生まれた。ケルン音楽大学でMarga Wilden-Husgenにマンドリンを師事し、数々の国内コンクールで優勝、さらに 1994年シュワインフルト(ドイツ)での国際ソロマンドリンコンクールにおいて第3位を獲得した。ソロや室内楽団などの多くのコンサートツアーで世界中を 飛び回り、多くの有名オーケストラとの共演も果たしている。その活動は多彩 であり、すべての時代の音楽をレパートリーとしているだけではなく、非常に幅広い種類の楽器を演奏する。現代ドイツマンドリンに加えバロックマンドリン、ロマンマンドリン、マンドラをも弾きこなす。1995年からハンブルグ音楽院においてマンドリンと演奏法の講師を務めている。 ![]() デュオ トレッケル&トレスター |
19:50 | セミファイナル審査結果発表 |
20:10 |
【カテリーナ・リヒテンベルク(マンドリン)】
1969年、ブルガリアのソフィア生まれ。7歳よりマンドリンを始める。1985年、ヴァイマール(旧東ドイツ)の全国青少年コンクールにて金賞受賞。1986年よりマークトブルク(旧東独)音楽大学にて学ぶ。1989年よりケルン音楽大学ブッパタール校にてマルガウィルデン=フュスデン女史にマンドリン、A.アイクホールト氏にギターを師事。1994年、第1回国際マンドリンコンクール(シュヴァインフルト)第1位。1986年より内外でのマンドリンソリスト、ソプラノリュート奏者として、コンサートの他、マスターコース等の講師として精力的に活動を繰り広げている。 ![]() デュエット ジョコンド |
21:00 | 終演予定 |
10月7日(日)
12:30 | 開場 |
13:00 | コンクール部門(ファイナル)開演 |
17:30 | 開場 |
19:00 |
コンサートII「アンドレイ・ゴルバチョフ バラライカリサイタル」開演
![]()
【アンドレイ・ゴルバチョフ(バラライカ)】
ロシア・ヴォロネジ生まれ。5歳よりバラライカを始める。8歳の時に、ヴォロネジのシンフォニーオーケストラと共演。1988年、飛び級でヴォロネジ音楽高等学校を卒業し、国立グネーシン名称音楽教育大学(現:国立グネーシン音楽アカデミー)に入学、ネチェポレンコ教授に師事。1997年、同大学院修了後、ラフマニノフ名称音楽教育大学(タンボフ市)にて(2000年から同大学助教授)、2000年よりグネーシン音楽アカデミーでも後進の指導にあたっている。数多くの音楽コンクールで審査員も務める。第1回北方杯総合グランプリ。 【タチアナ・ハーニノヴァ(ピアノ)】 ウクライナ・ポルタヴァ生まれ。8歳でコンクール(ハリコフ市)入賞、翌年、チャイコフスキー名称モスクワ音楽院(コンセルヴァトーリー)附属音楽学校へ入学。1982年、グネーシン音楽教育大学を卒業(スタロドゥブロフスキー教授に師事)。1988年より、同大学にて教鞭をとる。音楽学校時代、ショスタコーヴィチのレッスンを受けたことが、ハーニノヴァの運命を大きく変えるきっかけとなった。 |
19:20 | ファイナル審査結果発表 |
19:50 |
コンサートIII「世界のソリストたちの競演」開演
【タマラ・ヴォリスカヤ(4弦ドムラ奏者)】
ウクライナのキエフ音楽院にて、ドムラをM.ゲーリス教授に師事。後にエカテリングブルグに移り、1972年の第1回全ロシアコンクールで、1位を3弦ドムラのA.ツィガンコフと分け合う。以後両者はドムラの王、女王と呼ばれる。ウラル音楽院教授、ロシア功労芸術家という名誉を得る。ロシア全土はもちろんオーストラリア・カナダ・スペインなど世界各地でコンサートを行い常に絶賛を浴びている。レパートリーも巾広く、ロシア民族音楽以外にもあらゆるジャンルの音楽を弾きこなし、ドムラという楽器の可能性を追求し続けてますますその芸術性に磨きをかけている。現在はアメリカに移住し、ニューヨーク在住。 ![]() ニコライ・マレツキー ![]() アコ・イトウ アンリ・ドリニー ![]() 西垣 正信 ![]() タマラ・ヴォリスカヤ |
20:50 | 第3回大阪国際マンドリンコンクール表彰式 |
各種チケットについて
各種チケットにおいてそれぞれ以下のプログラムをご鑑賞頂けます。
【フリーパス】(一般:10,000円 学生:5,000円)
- すべてのコンサート・コンクールにつき有効
【コンサート券】(一般:4,000円 学生:2,000円)
- すべてのコンサート・コンクール1回につき有効
【コンクール券】(一般:2,000円 学生:1,000円)
- 2日間のコンクールそれぞれ1日につき有効
ファイナル結果発表
ファイナルの結果、3名の奏者が入賞されました。
- 第1位 サビーヌ・マルセ・ヴァレ(フランス)
- 第2位 アンネ・ヴォルフ(ドイツ)
- 第3位 和泉 亨(日本)
セミファイナル結果発表
セミファイナル合格者は以下の通り5名です。
- 第1位 サビーヌ・マルセ・ヴァレ(フランス)
- 第2位 アンネ・ヴォルフ(ドイツ)
- 第3位 クリスティアン・ライアー(ドイツ)
- 第3位 望月 豪(日本)
- 第5位 和泉 亨(日本)
予選審査結果発表
予選審査の結果、下記の通り13名がセミファイナル進出となりました。
- イリヤ・ドラグノフ(ベラルーシ)
- 和泉 亨(日本)
- クリスティアン・ライアー(ドイツ)
- 牧野 貴臣(日本)
- サビーヌ・マルセ・ヴァレ(フランス)
- 望月 豪(日本)
- Alena Stasiukevich(ベラルーシ)
- 鈴木 芙美(日本)
- 冨岡 真吾(日本)
- 友成 貴司(日本)
- Taro Tsukamoto(日本)
- 植野 絢子(日本)
- アンネ・ヴォルフ(ドイツ)
結果概要
【マンドリン独奏部門】
第1位
サビーヌ・マルセ・ヴァレ
(フランス)

[セミファイナル]
- Calace/Prelude No.1
[ファイナル]
- Leone/Sonata No.6
- Munier/Capriccio Spagnuolo
- Kuwahara/Improvised Poem
第2位
アンネ・ヴォルフ
(ドイツ)

[セミファイナル]
- Munier/1a Aria Variata
[ファイナル]
-
Marucelli/Capriccio Zingaresco
Calace/Rondo
Munoz/”Estampes” -Tendresse matinale, Daisen-in